「修学旅行のしおり」の作り方。制作から印刷製本までをご紹介

「学生の頃、修学旅行でどこに行った?」
「私は東京!」
「僕は沖縄!」
大人になっても、修学旅行の会話って出てきませんか?
当時、学生だった筆者は修学旅行が近づくにつれ、ワクワクしていた記憶があります。学校でグループを決めたり自由行動の計画を立てたり、先生からの説明を聞いたり・・・
そんな時、手にしていたのは「修学旅行のしおり」でした。
旅行先でも鞄の中に入れて次の予定を確認しながら、期待を膨らませていました。
今回は、そんな修学旅行に欠かせない「しおり」について取り上げたいと思います。
しおり作りのご担当者さまやこれから制作や印刷をお考えの方へ、掲載する内容や用紙選び、製本方法などについて解説いたします。
修学旅行のしおりに掲載する内容とは?
修学旅行のしおりには大きく2つの役割があると考えています。
一つ目は旅行の予定や必要なモノなどの「確認」のため。
二つ目は生徒一人ひとりの「安心・安全」のためです。
安全については、先生もずっと生徒一人ひとりについていることはできません。
特に自由行動(班別の行動)などを設けている場合は、大変で、すべての生徒が、知らない土地で行動し時間内に目的地までたどり着かなければなりません。道に迷ったり、何かあった際に「しおり」をみて連絡や対処できるように予め備えておくことが大切です。
それを踏まえて、修学旅行のしおりに掲載する内容についてご紹介いたします。
重要なものから、あると便利な内容をあげておきますので、必要に応じて記載してください。
日程やスケジュール
集合時間や次の予定、どこで何を行うかなどを生徒や先生たちが確認できるようにしておきましょう。施設名や駅名、時間などに間違いがないかしっかり確認しておきましょう。
持ち物
修学旅行に必要なものは掲載しておく必要があります。生徒の忘れ物防止のためにチェックリストにしておくと便利です。また、持参してはいけないもの、あれば便利なもの、楽しめるものなどがある場合には記載しておきましょう。
注意事項(ルールや決まり事・約束事など)や修学旅行の目的
修学旅行は「遊びではなく学校行事、学ぶための旅行」です。校則のように、細かくルール化する必要はないと思いますが、最低限のルールや約束事を記載し、事故や問題が起こらないようにします。また、修学旅行の目的について明文化し、しおりのはじめに記載することもあります。
緊急時の対応・緊急連絡先
旅行中に何かあった際にどうすればよいか、その時すぐに連絡すべき先生の連絡先(緊急連絡先)を記載しておきましょう。また、宿泊施設など、旅行中に行く施設の連絡先や住所なども記載しておくと、はぐれてしまった時などに対応しやすいため便利です。
自由行動時の予定表
旅行中に班やグループでの行動日などを設けている場合は、生徒たちが自由に予定を立て、記入できるようにスペースを作っておくと便利です。筆者が学生の頃はグループごとに立てた計画を担任の先生にて提出し、グループごとの予定を先生が把握できるようにしていました。
座席表や部屋割
旅行の移動の際にスムーズに乗り降りすることができるように、バスや新幹線などの座席表を記載しておくと便利です。しおりのページ数を減らしたい場合や、しおり作りに間に合わない場合などは、別紙や、バスの搭乗口付近に準備しておくとよいです。
また、部屋割についても掲載しておけば、宿泊施設に到着してからの生徒が移動をスムーズに行えます。
修学旅行のしおりにはどんなサイズ、製本がオススメ?
掲載内容や原稿が作成出来たら、冊子のサイズや製本仕様を決めていきます。
しおりのサイズについて
修学旅行のしおりは持ち運びしやすいものがいいでしょう。
すぐスール.comによくご注文いただくサイズは大きいものからA4、B5、A5ですが、その中でも非常に多いのが「B5」サイズです。
A4サイズだとリュックに入れる際などに折れてしまったり、A5サイズだと書き込みがしづらいことから、その中間のサイズのB5が重宝されているようです。
しおりの製本について
これまでご注文いただいた「修学旅行のしおり」の内容を調べたところ、ページ数は8ページ前後になることがわかりました。冊子としては薄い部類に入ります。
製本方法は無線綴じ製本、中綴じ製本どちらでも対応が可能です。
ただし、中綴じ製本についてはページ数に制限があるため表紙を含めて4の倍数のページ数が必要となります。
「どうしても中綴じ製本にしたい。でもページ数が足りない!」
そういった場合には、ちょっとした工夫で対応することができます。
例:7ページの原稿で1ページ不足している場合には何も印刷しないページを表紙の次のページや裏表紙に入れる。(または校章などを入れる。)
などがあります。他には掲載する情報を追加したり、イラストや写真などを追加するのがオススメです。フリー素材などについては後ほど紹介いたしますので、必要であれば使ってみてください。
不足しているページ数や原稿の内容によって「こうすれば良くなる!」など、ご提案できることはございます。ご不明点などがあれば、お気軽にご相談ください!
修学旅行のしおりの印刷にオススメの用紙は?
サイズや製本方法が決まれば、あとは用紙選びです。
「用紙に何を選べばいいかわからない!」といったお客様も多いと思います。
一般的に用紙選びのポイントは、その冊子をどういった目的や用途で使うのかということです。
ではまず、「修学旅行のしおり」をどんな場面で使用するか整理してみましょう。
・持ち運びする。(リュックなどから何度も出し入れする。)
→ある程度丈夫な紙のほうが良いでしょう。
・しおりに必要なことをメモする。
→鉛筆やペンでも書きやすい紙を選びましょう。
・印刷費用はそんなにかけられない場合が多い。
→できるだけリーズナブルな価格の紙を選ぶ必要があります。
以上のことを踏まえると、おすすめの用紙は、「上質紙」や「色上質紙」といった上質系の用紙です。
下の表を参考に用紙を選んでみてください。
| 表紙 | 上質紙(110kg・135kg)、色上質紙(特厚口) |
| 本体 | 上質紙(70kg) |
表紙には、白い紙の「上質紙」か、色付きの「色上質紙」が、もっとも安価でおすすめです。
どちらを選ぶかは、お好みですが、しおりを色で使い分けしたいときなどは、「色上質紙」は非常に便利です。

厚みに関しては、しっかりとしたものを選ぶことで、破れにくい仕上がりになります。
強度にそこまでこだわらない場合は、ワンランク厚みを下げて「上質紙・90kg」や「色上質紙・厚口」でも良いでしょう。
本体には、コピー用紙と同じ厚みと質感の「上質紙70kg」がおすすめです。
ページもめくりやすい厚みで、鉛筆やシャープペンシルなどでも文字が書きやすいのが特徴です。
修学旅行のしおり作成に役立つテンプレートをご紹介
「しおりに掲載する内容はわかったけど、時間がない。面倒!」
「デザインやレイアウトに自信がない。」
自分で一から作ることもできますが、慣れていないと骨の折れる作業だと思います。そういった場合はテンプレートを使うのも一つの手です。
テンプレートにあわせて文字や写真、イラストを入れていくだけで簡単に体裁の整ったしおりが完成します。Web上には様々なテンプレートやサービスが公開されています。
例えば Officeテンプレートなどです。
Microsoft Officeを使用して修学旅行や旅のしおりを作ることができるテンプレートが公開されています。Officeを利用して作成される方は是非利用してみてください。
原稿を作成したけど、文字ばかりで読む気にならない。
そんな場合は紙面にイラストなどを配置すると良いでしょう。
素材集のページをいくつか紹介します。各サイトで利用に関する注意事項が書かれていますので、よく読んだうえでご利用ください。
おすすめの素材集
いらすとや
「このイラストどこかで見たことある!」
おそらく国内でイラストや素材集を扱っているサイトの中では一番有名なサイトではないでしょうか。こんなものまであるの?と驚かされることも多々あります。
イラストAC
会員数はフリー素材サイトの中で最多だそうです。イラストだけでなく、修学旅行の冊子に利用できそうな装飾やあしらい、背景なども揃っています。
こういった素材を集めたサイトはたくさんありますので、お気に入りのイラストや素材を探すのもおもしろいです。みなさんも是非自分のお気に入りを見つけて、しおり作りにお役立てください。
まとめ
今回は修学旅行に欠かせない「しおり」の作り方をご紹介しました。
生徒たちが修学旅行をより楽しむことができるように、生徒たちをトラブルから守れるように、様々な役割を持っています。
「これさえあれば安心!」と思えるように、掲載する情報の確認などの事前準備をしっかりしておくことをオススメします。
すぐスール.comでも「修学旅行のしおり」のご注文をよくいただいています。
「掲載内容で迷っている。」
「紙面の構成がいまいちわからない。」
「製本の事を聞きたい。」
お悩み事やご不明点などがありましたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。
【すぐスール ・ お客様サポート】 すぐスールでは随時無料相談を受け付けております。 ご不明点やご質問、納期のご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。 TEL 0120-132-394 (受付時間:平日9:00 – 18:00) お問い合わせページ

