年報の印刷製本事例|コスト削減のポイント

ご依頼内容
■冊子種別:年報(無線綴じ冊子)
■サイズ:B5
■ページ数:68ページ
■部数:180部
■納期:4営業日程度
■料金:94,640円
■備考:サークル年報の印刷 PP加工
■今回のポイント:前回印刷は別の印刷会社、印刷コストを抑えたいとのご要望
ご依頼の背景
「もう少し安くする方法はないですか?」
昆虫サークルの年報印刷のご依頼を頂きました。
どうやら、印刷コストの削減を目的に、これまでご利用されていた印刷会社よりも見積金額が安いすぐスールを選んで頂いたようでした。ただ、もう少し冊子にかかるコストを抑えたいとのご要望でした。
お電話でお話をさせていただいてわかったのですが、お客様は印刷会社が変わることで印刷の色味が変わってしまう事も心配されておりました。あまり知られていないですが、実は印刷会社によって同じ色でも若干テイストが異なり、色味のトラブルにつながるケースは多いです。
印刷会社を変更する際は、色校正やサンプルを確認することをオススメします。今回は本番の印刷前に色校正を行い、お客様に実際に印刷した色をご確認いただいてから進めました。
印刷会社が変わると色が変わる理由
オンデマンド印刷の場合、印刷会社によって導入しているメーカーや機種が異なるため、色味に違いが出ることがあります。
同じメーカーの印刷機でも安い機種を使えばそれなりの仕上がりになりますし、良い機種を使えば値段が上がってしまいます。
弊社が導入している機種は比較的良質な部類で、品質のためのコストは惜しみません。そのおかげか、お電話やメール、お客様からの後日アンケートなどでも「色が悪くなった」
というお声はいまだ頂戴していません。また良質な機器のコストがかかる分、業務フローをなるべく効率化することで、低価格と高品質の両立を可能にしています。
冊子の印刷コストを下げる方法
その他にも冊子の印刷コストを下げる方法はいくつかございます。
代表的な方法はカラー印刷のページ数を減らすことです。また印刷サイズを変更するといった方法もありますが、単純にサイズを小さくすればいいというわけではありません。
どうすればよいのか詳しく解説します。
「実はそこまで価格差がない!?」B5とA5

A判とB判の違い
一般的に印刷会社は、JIS規格(日本産業規格)で決まっているA判とB判という大きな紙を仕入れます。その紙をA3やA4用紙、B3やB4用紙に裁断して印刷に利用します。
この大きな紙はA1サイズ(A判)とB1サイズ(B判)に分かれており、それぞれのヨコ比率を4分の1、タテ比率を2分の1に裁断したものが、A4やB5用紙となります。
もう少し分かりやすくすると、A1の半分はA2、A2の半分はA3、A3の半分はA4と言う様に決まっています。(B判も同様です。)
JIS規格上のA1とB1サイズは以下のように決まっています。
• A1サイズ(A判)… ヨコ840×タテ594mm
• B1サイズ(B判)… ヨコ1030×タテ728mm
このJIS規格を元にA4用紙とB4用紙のサイズを割り出すと分かりやすいと思います。
• A4用紙:ヨコ210 × タテ297mm
• B4用紙:ヨコ257 × タテ364mm
そしてさらに半分にするとA5、B5が出来上がります。
• A5用紙:ヨコ210 × タテ148.5mm
• B5用紙:ヨコ257 × タテ182mm

※寸法の違いのイメージです。
結論を言いますと、A判とB判の区別なく一回り小さいサイズの用紙にするだけであれば、値段はほとんど変わりません。
その理由は、A4サイズの用紙はA1を3回裁断したもの、B5サイズの用紙はB1を4回裁断したもので、サイズの違いによる用紙コストは多少違うものの、裁断コストがB5の方が高いためです。
もし、どうしても用紙サイズを変更して安くしたい場合は、A4からA5サイズや、B5からB6サイズのようにさらに半分のサイズにすることが効果的です。
とはいえ、A4からA5、B5からB6にすると、文字やレイアウトなどを調整する必要があります。コストが安くなっても読む人が読みづらいものでは意味がありません。読みやすさへ配慮することも冊子づくりには重要です。
仮にA4かB5で悩んでいらっしゃるのであれば、A4で紙面を広く使って、レイアウトやデザインにこだわった方が良いものが作れると思います。
すぐスールではこの様な用紙変更に伴う見やすさの変化もわかりやすくお伝えしますので、遠慮なくご希望をお伝え下さい。
用紙の種類を変更してコストを下げる方法も
用紙の種類を変更してコストを下げる方法も
ただし、写真やイラストを美しく見せたい場合はコート紙やマットコート紙、文字メインの冊子なら上質紙など、印刷する内容や目的によって適切な用紙選びのコツがあります。
お客様のデータをご確認し、お打ち合わせを重ねた結果、本体ページの初めの写真部分をコート紙、文字がメインのページは上質紙で印刷することになりました。
今回は印刷会社を変更し、相談したことで「約3万円も安くなった!」とお客様からは喜んでいただけました。この年報をご注文いただいたお客様には色や対応にも非常に満足いただけたようで、今回のご納品後も定期的にご注文いただいております。
冊子のコスト削減のポイントまとめ
最後に、コストを削減するポイントをまとめておきます。
冊子のコスト削減のポイントまとめ
・カラー印刷ページを減らす。
・ページ数や印刷部数を減らす。
・サイズを変更する。A4→A5やB4→B5などのように半分のサイズが効果的
・用紙を変更する。(ただし、内容によって調整)
上記の内容である程度はコストを下げることはできます。ですが、冊子によって内容が異なり、向き不向きもあります。やはり、一度印刷の専門家に直接ご相談いただくのが一番です。
すぐスールでは価格や用紙についてのご相談やご質問も、もちろん無料で行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
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