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紀要の印刷製本事例と発注前に知っておきたいポイント

紀要 紀要印刷

ご依頼内容

■冊⼦種別:無線綴じ冊子
■サイズ: B5
■用紙:表紙 上質紙 135kg 片面モノクロ印刷
本体 上質紙 70kg モノクロ印刷
■ページ数:102ページ
■注⽂部数:300部
■納期:約1か月
■料金:237,500円 → 学校割引10%(上限20,000) 217,500円
■ご依頼内容:大学の研究紀要
■今回のポイント:組版有り

ご依頼の背景

ある大学の職員の方からお電話がありました。

「紀要の印刷をお願いしたい。」
「先生の原稿は集まっています。大学の要項に従って組版などをお願いしたい。」

という内容でした。

ところで、「紀要」をご存知ですか?
カタログやパンフレットなどの印刷物に比べて馴染みのない印刷物だと思いますので、簡単に説明いたします。(ご存知の方は3行ほど先へお進みください。)

紀要ってなに?

紀要とは、大学や研究機関が発行している定期刊行物です。発行元である大学や研究機関に所属する教員や研究者の研究内容について、その論文が掲載されています。

紀要の印刷自体は通常の印刷物と同じで、それほど難しいものではありません。
ただし、wordなどOFFICEデータの場合はバージョンや環境差によってレイアウトなどにズレが起こる場合がございますので、細かな指定などがある紀要などの印刷の場合は、PDFデータでのご入稿をお願いいたします。

お客様からご依頼いただいた「組版」が加わったことが今回のポイントとなります。
つづいて組版について詳しく解説いたします。

紀要の組版もできる!

組版とは、原稿やデザインやレイアウトの指定に則して、文字や図や表、写真などを配置し紙面を構成することです。本来は活版印刷の用語で、文字を組んで1つの版を作る「くみ版」に由来されます。

今回のお客様のご依頼にもあったように「大学の要項に従って」組版を行うことになります。お客様からお送りいただいた要項の一部を紹介いたします。

・日本語フォントは「リュウミン」、英語フォントは「TimesNewRoman」を使用。
・タイトル部分のフォントサイズは日本語「19pt」、英語「17pt」、名前「15.5pt」、所属「8pt」で書くこと。
・本文のフォントサイズは日本語、英語ともに「9pt」で書くこと。

このように、文字だけでもかなり細かい指定があります。この他にもページの余白や行数など一つひとつに指定がされています。

これらの指定に則して、ご入稿いただいた原稿を Adobe Indesign というアプリケーションソフトを使用し、組版を行います。

このIndesignというソフトは組版を行う上で非常に重要な禁則処理などの、細かな文字組の設定を行うことができ、文字の流し込みが他のソフトと比べて非常に楽に進められるメリットがあります。そのため、組版には欠かせないソフトです。

入稿データは著者ごとに異なりましたが、主にはwordとPDFデータでした。
本文102ページの組版と表紙の作成を承っておりましたので、弊社での校正(原稿の確認)も含めて、1週間ほどでお客様へ初稿のデータをお送りしました。

通常、組版やデザインを行った場合は、実際に印刷したゲラで確認いただいて、問題なければ印刷工程へ進めます。今回はお客様から「データで送ってほしい」というご要望がありましたので、PDFデータでご確認いただきました。

紀要のデザインやレイアウト

各発行元によってフォントや行間など、紀要を構成する要素のほとんどに指定があります。ここでは「初めて紀要を作るお客様」や「デザインなどを一新したいとお考えのお客様」向けに紀要にはどのようなデザインがあるかを簡単に解説いたします。

すぐスール.comや運営会社の株式会社遊文舎ではこれまでにたくさんの紀要の作成に携わってきました。デザインやレイアウトは紀要の持つ目的や性質から、シンプルなものが多いです。

表紙のデザインは大きく2つのパターンに分かれます。

直刷紀要

このように文字だけで構成されている表紙のデザインが非常に多いです。

タイトル・号番号・発行年月・発行元・論文のタイトルと著者名が記載されることが多いです。また、表紙自体が目次を兼ねているデザインも多いです。これにより、ページ数を削減する効果もあります。印刷は表紙・本文ともにモノクロ印刷が一般的です。

遊文紀要

過去に印刷した中に写真を中央に配置したシンプルなデザインの表紙もありました。

タイトル・号番号・発行年月・発行元・発行元に関連する写真が配置されています。こちらは目次ページを別で作成します。表紙はもちろんカラー印刷になります。
紀要の印刷はモノクロ一色が一般的ですが、こういったデザインもオススメです。

紀要によく使用される用紙は?

紀要の印刷によく使用されている用紙は表紙・本文ともに「上質紙」が多いです。
上質紙は一般紙と呼ばれる用紙のひとつで、身近なところで言うとコピー用紙などに使用されています。モノクロ印刷には適した用紙でコスト面も安価で使い勝手のいい用紙です。

今回のお客様の場合は表紙に「上質紙135kg」本体に「上質紙70kg」を使用しました。
135kgは郵政ハガキくらいの厚みで70kgはキャンパスノートやコピー用紙と同じくらいの厚みです。

他には表紙のみ色上質紙を使用するお客様もいらっしゃいます。
色上質紙は上質紙に色の着いた用紙です。カラーバリエーション豊富な用紙で淡くやさしい色合いが特徴的です。色のついた用紙を使用するだけで冊子の印象が変わるのでご一考ください。

とはいえ、第○号など、すでに発刊されている紀要の印刷の場合、用紙やデザインなどを変更は容易では無い場合が多いです。
実際に過去にすぐスールでも印刷会社をお乗り換えいただいたお客様の紀要印刷の際、
「前回のデザインやレイアウト、用紙にあわせて欲しい」とのご要望がありました。

紀要印刷ならではのルールを理解し、進めていくことが重要です。

電子化にも対応

近年では、冊子などの印刷物だけでなく、大学図書館や学術機関のリポジトリを通して、WEB上に公開されるお客様も増えてきました。全世界に研究成果を効果的に発信することができます。

紀要だけでなく、カタログやパンフレットなどのデータ作成や電子書籍化にも対応しておりますので、ご相談ください。

紀要を発注する印刷会社を選ぶポイント

紀要を発注する際にまず重要なポイントは
「紀要の印刷に慣れている」
「紀要作成についてのノウハウがある」会社を選ぶことです。

これは必須と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
紀要印刷の基本を知らないと、印刷を受けてから更に組版のできる会社に外注することも・・・

これでは余計なコストと時間がかかってしまいます。また、要項などのルールが遵守されないなど、トラブルになるケースもお客様からうかがったことがあります。

次に重要なのは安心感のある会社かどうかです。
この安心感は「対応面の安心感」と「製品面での安心感」です。

特に初めて利用する印刷会社の場合には、
「どんな会社なんだろう?」
「希望通りの印刷になるのか?」
「納期は大丈夫?」
などなど、不安に感じていることも多いかと思います。

印刷通販会社の電話は繋がりにくい、繋がらないと、よくうかがうのですが、すぐスールは電話対応でしっかり丁寧なサポートが評価されています。
また、データの専任担当によるデータチェック&サポートもご利用いただけます。

また、「無料お試し印刷」という本番の印刷前に1冊製本したものをお届けするサービスなどもご利用いただけます。。印刷代も製本代も送料ももちろん無料です。

実際に印刷製本されたものを確認いただいてから、発注できるため、初めてのお客様にも喜ばれています。

他にもお客様にご協力できることはたくさんございます。
お客様のご要望やお悩みをお聞かせいただければ、紀要やその他の印刷物についてのご提案ができるかと思いますので、是非一度お聞かせください。

【すぐスール ・ お客様サポート】
すぐスールでは随時無料相談を受け付けております。
ご不明点やご質問、納期のご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。
TEL 0120-132-394 (受付時間:平日9:00 – 18:00)
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