卒園・卒業アルバムづくりを成功させる!ネット印刷活用法と注意点

卒園・卒業アルバムは、子どもたちの成長や思い出を形に残すことのできる大切な記録です。
そこには、成長の軌跡や仲間との思い出がたくさん詰まっています。
また、学びや友情、努力を一冊にまとめることは、非常に意義深い作業です。
しかし、卒園・卒業アルバムの制作には、印刷などの外部業者の選定、レイアウトやデザインの決定、予算管理など、多くの準備が必要です。
そこで今回は、オンライン印刷サービスを活用し、初めての方でも失敗なく卒園・卒業アルバムを作成できる方法をご紹介します。
| ▼卒園・卒業アルバムづくりシリーズ 第2弾 思い出を形に!卒園・卒業アルバムづくりをスムーズに進めるデータ作成のコツ |
信頼できる印刷業者を選ぶためには?
卒園・卒業アルバムの制作を効率よく進めるためには、「印刷業者」との連携が重要なポイントとなります。
データ作成は、保護者や先生方が自分たちで行うことが多いかもしれませんが、印刷や製本は専門業者に依頼することが不可欠だからです。
そこでまずは、安心して任せられる印刷業者を選ぶための具体的なポイントをご紹介します。
ネットで印刷業者を選ぶ際のポイント
卒園・卒業アルバムの印刷製本を依頼できる業者は、大きく3つに分けることができます。
①ネット印刷サービス
価格をおさえてオンラインで手軽に発注可能!
②アルバム専門業者
データ作成も依頼できるため、オリジナリティあふれる一冊が作れる!
③地元の印刷会社
対面で細かく相談でき、柔軟な対応が期待できる!
| ネット印刷サービス | アルバム専門業者 | 地元の印刷会社 | |
| メリット | ・価格が比較的安い ・スピード対応が可能(短納期) ・オンラインで手軽にいつでも発注できる | ・データ作成から依頼できる ・オーダーメイド対応が可能 ・専門的な知識や経験が豊富 | ・対面での相談が可能 ・長年の地域貢献や信頼関係を重視しており、親身なサポートが受けられることが多い |
| デメリット | ・対面での相談ができず、細かい要望やトラブル時に不安が残ることがある ・仕様が限定されたり、カスタマイズに制約があったりと、個別対応が難しい | ・価格が比較的高め ・担当者と打ち合わせをしながら進行するため、作業に時間がかかり、余裕のある納期を確保しておく必要がある | ・ネット印刷サービスと比べると、価格が高めの場合が多い ・繁忙期は他の顧客との調整で、納期が不安定になる可能性もある |
それぞれを比較すると、メリット・デメリットが異なることが分かる思います。
卒園・卒業アルバムを制作する際には、自分たちが何を重要視し、どのようなものを作りたいのかをしっかりと把握しておくことが大切です。
どういった印刷業者に依頼するかが決まったら、次は具体的な印刷業者探しに進みます。
「卒業アルバム 作成」や「卒業アルバム 印刷」などのキーワードでWeb検索すると、たくさんの候補が見つかるはずです。
選ぶ際には、次の5つのポイントを意識してみましょう。
Point① ホームページの情報確認
掲載されている情報をもとに、品質が安定しているか、信頼できる業者かを判断しましょう。特に「過去の製作事例」「利用者の声」「運営会社」などを参考にするとよいでしょう。
Point② サイトの使いやすさ
Webサイトを利用してやり取りを行う際には、オンラインで簡単に発注できるか、データの入稿方法が分かりやすいかといった、サイトの使い勝手や手軽さが重要です。
疑問点がないか、スムーズに作業が進められるかを事前に確認することが大切です。
Point③ サポート体制の充実
初めてでも安心して進めるためには、サポート体制がしっかりしているか、対応が迅速で丁寧かを確認しましょう。
特に「ネット印刷サービス」では、電話対応などの窓口がない場合もあるので、注意が必要です。
Point④ 納期の確認
卒業シーズン(1月~3月)は印刷業界の繁忙期のため、通常よりも納期が長くなることがあります。
「9月には『翌日発送』とあったのに、2月に発注したらできなくなっていた!」ということも起こり得るので、希望の納期に対応してもらえるか事前に確認しましょう。
Point⑤ 複数業者からの見積もり
同じ仕様や納期でも、印刷費用は業者によって異なります。
複数の業者から見積もりを取り、価格を比較するようにしましょう。
これらのポイントを踏まえ、最終的に選ぶ際には「印刷費用だけでなく、全体のバランスを見て総合的に判断する」ことが大切です。
印刷費用の内訳を理解する

続いて、卒園・卒業アルバムの印刷費用について解説します。
印刷費用の内訳を理解することで、予算内に費用を抑えるにはどう工夫すればよいのか、参考にすることができます。
〈卒園・卒業アルバム 印刷費用の内訳〉
| 項目 | 費用の詳細 |
| 印刷 | ・「サイズ」「部数」「用紙」「ページ数」「印刷色(カラー/モノクロ)」によって、費用が変動する。 ・予算がオーバーする場合は、通常、「ページ数を減らす」「モノクロ印刷のページを増やす」などの調整を行う。 |
| 製本 | ・「綴じ方」によって費用は異なる。一般的には、無線綴じは低コストで、上製本はコストが高い。 |
| オプション | ・印刷加工(PP加工、箔押し、見返しなど、追加の印刷加工を依頼する場合に発生) ・デザイン作成費(デザインを一から依頼する場合に発生) ・データ修正費(印刷用データがルールに沿っていない場合、業者側で修正する費用) ※利用可能なオプションや料金体系は業者によって異なるため、予算を考慮しながら検討が必要。 |
| 検品・梱包・発送 | 複数箇所への発送や遠方への発送の場合、手数料や追加料金がかかることがある。 |
| その他 | ・特急料金(通常納期より早い納期で依頼する場合に発生) ・季節料金(12月~3月の繁忙期は、通常より料金が高くなることがある) |
これらの費用内訳を把握し、必要に応じて各項目の内容を見直すことで、無駄なコストを削減することができます。
また、印刷業者によっては、さまざまなキャンペーンや割引を利用できる場合もあります。
初めての発注では「初回割引」が適用されたり、季節商品の卒園・卒業アルバムは早めに発注することで早期割引の対象になることもあります。
これらの特典もうまく活用して、費用を抑えましょう。
ネット印刷で失敗しないためには?

ここからは、多くの方が利用する「ネット印刷サービス」に焦点を当て、利用する際に注意すべき点について解説します。
印刷発注の重要なポイントは、「印刷用データの作成」と「スケジュール管理」の2つです。
印刷用データ作成の注意点
ネット印刷サービスの魅力は、コストを抑えつつ短期間で仕上げられる点です。
しかし、注意すべき点もあります。
・印刷ルールに沿っていないデータは受け付けてもらえない
・データに不備やミスがあっても、そのまま印刷される可能性がある
さらに、
・納期ギリギリで発注してしまい、卒業式に間に合わなかった
・納品後に、ページ順の間違いに気づいた
という事態も起こり得ます。
ミスなく仕上げるために、まずは「印刷用データの作り方(データ入稿)」の基本ポイントを押さえておきましょう。
Point① データをPDFに変換する
卒園・卒業アルバムを作成するためのツールやアプリにはさまざまな選択肢があります。
デザインに詳しい方なら「Photoshop」「Illustrator」「InDesign」などが定番です。
パソコンに入っているソフトを使う場合は「PowerPoint」や「Word」が利用できます。
無料のサービスやアプリでは「ノハナ」や「Canva(キャンバ)」がよく知られています。
どのツールを使っても構いませんが、入稿時には必ずデータをPDFに変換することをお勧めします。
PDFにすることで、文字化けやレイアウト崩れなどのトラブルを防ぐことができます。
また、PDFはデータ容量が軽くなるため、扱いやすくなるという利点もあります。
Point② 表紙データと本文データ、2つのPDFを作成する
データがどの部分に対応しているかを明確にするため、①表紙データ ②本文データの2つに分けて入稿するのが理想的です。
もし、本文データが複数のPDFに分かれてしまう場合は、順番が分かるように印刷会社に伝える必要があります。
その場合は、PDF名にページ番号を付けておくと便利です。
Point③ 余白は5mm以上設定する
紙面いっぱいにデザインを配置すると、ページの端が切れてしまったり、ページの境目が見えにくくなるといった問題が発生することがあります。
そのため、上下左右に最低でも各5mm程度の余白を設けることをお勧めします。
もし、フチぎりぎりまで写真やデザインを入れたい場合は、「塗り足し」を作成する必要があります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
Point④ 解像度は300~350dpiが最適
データに挿入する写真の解像度は、300~350dpi程度必要です。
解像度が低い写真は、印刷後に仕上がりが粗く、ざらついた画質になってしまいます。
解像度は、画像を右クリックして「プロパティ>詳細」から確認することが可能です。
※印刷の仕上がりが心配な方は、事前に試し刷りサンプルなどのサービスを利用するのもお勧めです。

Point⑤ ネット印刷会社の「入稿ルール」を理解する
入稿データの規則は業者によって異なります。
必ずPDF形式での入稿が必要な場合もあれば、IllustratorやPowerPointのデータでも、バージョンを明記すれば対応可能なサイトもあります。(それでも、PDF入稿が一番安心です!)
また、「カラーはRGBではなくCMYKにする」「縦向きと横向きのデータを混在させない」「紙原稿は不可」など、独自の入稿ルールがある場合もあります。
必ず事前に確認し、ルールに沿ったデータで入稿しましょう。
繁忙期のスケジュール管理

卒園・卒業アルバムの納品は、1〜3月頃が一般的ですが、この時期は印刷会社の繁忙期と重なります。
そのため、「小ロットなら2〜3日で納品されるはず!」とギリギリのスケジュールを組んでしまうと、「納品が2週間後になると言われた!」といった予想外の事態が発生することもあります。
そのため、発注から納品までのスケジュールには余裕をもたせ、指定した納期に対応できるかを事前に確認し、入念に準備を進めることが大切です。
ここでは、具体的なポイントを3つご紹介します。
Point① 6か月前には計画・準備をはじめる
卒業シーズンに確実に間に合わせるためには、できるだけ早めにスケジュールを立てることが大切です。
少なくとも6か月前には業者から見積もりを取り、選定を済ませておきましょう。
また、卒園・卒業アルバムのデータ作成は、デザインやレイアウトに慣れている方でも手間がかかる作業です。
どの子どもが何枚掲載されているか、写りが悪い写真はないかといった確認も必要です。
後々のトラブルを防ぐためにも、余裕をもって準備を進めましょう。
〈2月末納品のスケジュールの例〉

Point② 優先順位を決めて、作業を分担する
スムーズに作業を進行させるためには、アルバム委員の中で作業を分担することが大切です。
以下のように役割を分けると効率的です。
確認や作成に時間がかかりそうな作業から取り掛かりましょう。
〈分担例〉
□ 連絡係(他の先生や保護者への連絡、印刷業者への仮発注など)
□ 原稿(写真)収集係
□ 大まかなレイアウト・原稿作成係
□ パソコンでのデータ作成係
□ 校正係(間違いがないかのチェック)
Point③ 事前に印刷業者に連絡する
入稿予定や仕様変更がある場合は、必ず印刷業者に連絡をしましょう。
ネット印刷サービスでも、事前に連絡しておけば、その時期の印刷枠を確保してもらえることがあります。
少なくとも6か月前には、見積もりや仮発注を依頼しておくと安心です。
その後、仕様変更やページ数の増減、用紙の変更がある際も、早めに連絡を入れ、業者と密にコミュニケーションを取ることで、予期せぬトラブルや納品遅れを防ぐことができます。
まとめ
今回は、毎年冬から春にかけて依頼が多くなる卒園・卒業アルバムの作成方法についてご紹介しました。
この時期は印刷会社の繁忙期と重なるため、予想外に発注から納品まで時間がかかるトラブルも少なくありません。
余裕をもったスケジュールを立てて、メンバーで役割を分担しながらスムーズに制作を進めていきたいですね。
「なるべく低コストで作りたい」「忙しくて打ち合わせの時間がない」といった場合には、ネット印刷サービスの利用がおすすめです。
記事内で紹介した、信頼できる業者を選ぶポイントもぜひ参考にしてください。
子どもたちの思い出が素晴らしい形で残ること、そしてその制作過程が充実した時間となることを心より願っています。
| ▼卒園・卒業アルバムづくりシリーズ 第2弾 思い出を形に!卒園・卒業アルバムづくりをスムーズに進めるデータ作成のコツ |
【すぐスール ・ お客様サポート】 すぐスールでは随時無料相談を受け付けております。 ご不明点やご質問、納期のご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。 TEL 0120-132-394 (受付時間:平日9:00 – 18:00) お問い合わせページ

